Kairos

月末最終営業日の自動実行まで通す——定義 1 ファイル・crontab 1 行・シェル 6 行

はじめに——「別の回で書く」と言った回引っ越しガイドの最後で、Kairos と実行系をつなぐ型を 2 つ示して、「この 20〜40 行の型は別の回でまとめて書く」と書いた。この記事がその回である。題材は 1 本に絞る。月次の締め処理を、月末...
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名前を付けたら、答えが変わった——あるバグの事件簿

発端——8 月 26 日の報告1.0 宣言の週の締めくくりに、開発の舞台裏をひとつ書く。第 18 弾の結びで「黙りは実装にも忍び込む」と一段だけ書いた、あのバグの一部始終である。8 月 26 日、この言語を本番で使っている外部の実装者から、...
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「予定どおりに動いた」を証明できるか——決定性の実運用報告

深夜のバッチが動いた。で、それは「予定どおり」か?監視は「動いたか」を教えてくれる。だが「予定どおりに動いたか」は、実は別の問いである。予定そのものが実行のたびに計算し直され、環境やライブラリの版で揺れるなら、「予定どおり」を証明する土台が...
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crontab からの引っ越しガイド——5 つの定番を Kairos に翻訳する

はじめに——引っ越さなくていい人昨日の 1.0 宣言から来た方、はじめまして。この記事は crontab を持っている人向けの、いちばん実務寄りの入門である。最初に断っておく。固定時刻の単純反復なら、cron で足りる。「毎時 0 分」「毎...
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「作っている」と書きはじめて 44 日——Kairos 1.0 を宣言する

節目の報告第 18 弾の結びで「大きな節目の報告になる予定」と書いた。その報告である——本日 2026 年 9 月 14 日、スケジュール定義言語 Kairos の 1.0 を宣言する。この連載の第 1 弾の題は「cron でもタスクスケジ...
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そのエラーには直し方が書いてある——診断メッセージの読み方

前回の最後に出てきた 1 行前回の終わりに、こういうエラーが出てきた:shift: 点が軸上にない(先に roll で有効点へ寄せる)この 1 行は、三つの部品でできている。先頭の shift: はどの操作で止まったか。続く「点が軸上にない...
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「寄せる」と「数える」は別の操作である——roll と shift 入門

「25 日が日曜なら前の金曜に」給与振込の要件は、たいていこう書いてある。支給日は毎月 25 日。土日祝にあたる場合は直前の営業日。前半は cron でも書ける。後半が、この連載で何度も出てきた「書けない」の壁である。Kairos ではこう...
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黙りの既定——スケジューラは、間違うとき音を立てない

落ちるバグより怖いものサーバが落ちれば、アラートが鳴る。例外が出れば、ログに残る。ところがスケジュールの事故の多くは、そのどちらでもない形でやってくる——プロセスは正常・ログは無風・ただ、違う時刻に実行されている。誰も間違ったことを書いてい...
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「書けないスケジュール」の博物誌——挫折の目録と、その実測

逆向きの検証この連載では「cron では書けない」「RRULE では書けない」と何度も書いてきた。ただ、それはいつも設計する側からの言い分だった。比較表を作り、能力の差を並べ、こちらの語彙で書いてみせる——出発点はいつもこちら側にあった。先...
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本社の暦と、支社の暦——premise の派生

暦は、会社に一枚ではない前回、式の前に premise(前提の束)を宣言する話を書いた。tz・週の始まり・暦法——式の意味を決める文脈を、サーバーの設定ではなく定義の一部にする、という話である。今回はその続き。実際の組織に入ると、すぐ気づく...