Kairos

crontab からの引っ越しガイド——5 つの定番を Kairos に翻訳する

はじめに——引っ越さなくていい人昨日の 1.0 宣言から来た方、はじめまして。この記事は crontab を持っている人向けの、いちばん実務寄りの入門である。最初に断っておく。固定時刻の単純反復なら、cron で足りる。「毎時 0 分」「毎...
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「作っている」と書きはじめて 44 日——Kairos 1.0 を宣言する

節目の報告第 18 弾の結びで「大きな節目の報告になる予定」と書いた。その報告である——本日 2026 年 9 月 14 日、スケジュール定義言語 Kairos の 1.0 を宣言する。この連載の第 1 弾の題は「cron でもタスクスケジ...
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そのエラーには直し方が書いてある——診断メッセージの読み方

前回の最後に出てきた 1 行前回の終わりに、こういうエラーが出てきた:shift: 点が軸上にない(先に roll で有効点へ寄せる)この 1 行は、三つの部品でできている。先頭の shift: はどの操作で止まったか。続く「点が軸上にない...
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「寄せる」と「数える」は別の操作である——roll と shift 入門

「25 日が日曜なら前の金曜に」給与振込の要件は、たいていこう書いてある。支給日は毎月 25 日。土日祝にあたる場合は直前の営業日。前半は cron でも書ける。後半が、この連載で何度も出てきた「書けない」の壁である。Kairos ではこう...
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黙りの既定——スケジューラは、間違うとき音を立てない

落ちるバグより怖いものサーバが落ちれば、アラートが鳴る。例外が出れば、ログに残る。ところがスケジュールの事故の多くは、そのどちらでもない形でやってくる——プロセスは正常・ログは無風・ただ、違う時刻に実行されている。誰も間違ったことを書いてい...
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「書けないスケジュール」の博物誌——挫折の目録と、その実測

逆向きの検証この連載では「cron では書けない」「RRULE では書けない」と何度も書いてきた。ただ、それはいつも設計する側からの言い分だった。比較表を作り、能力の差を並べ、こちらの語彙で書いてみせる——出発点はいつもこちら側にあった。先...
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本社の暦と、支社の暦——premise の派生

暦は、会社に一枚ではない前回、式の前に premise(前提の束)を宣言する話を書いた。tz・週の始まり・暦法——式の意味を決める文脈を、サーバーの設定ではなく定義の一部にする、という話である。今回はその続き。実際の組織に入ると、すぐ気づく...
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「どこの 9 時」かを、コードはどう覚えているか——premise 入門

cron の「9」は、何も言っていない毎朝 9 時のバッチを cron で書くと、こうなる:0 9 * * * backup.shこの「9」は何時のことだろうか。答えは「そのサーバーの OS に設定されたタイムゾーンの 9 時」——つまり、...
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祝日データはどこから来るのか——式は静的、データは実行時

祝日リストは、いま、どこにあるかスケジュール計算には祝日データが要る。ではその祝日リストは、いまどこにあるだろうか。コードの定数配列。データベースの holidays テーブル。設定ファイル。誰かが毎年更新しているExcel。だいたいこのど...
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その閉じ括弧は誤記ではない——「[9:00, 15:00)」が隙間と二重を消している

前回の記事の、あの変な括弧前回、営業時間の話の中でこういう表記を何度か使った——[開場, 閉場)。左が角括弧で、右が丸括弧。非対称である。誤植に見えたかもしれない。すみません、先に言っておくべきだった——これはわざとで、しかもスケジュールの...